Bさん
Aさん
長らく働いていると、仕事で”とんでもない失態”を犯してしまうこともありますよね。
慣れてきたタイミングで気を抜き、会社に大損害を与えてしまいショックを受けている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、仕事で取り返しのつかないミスをしてしまった方のために「ミスをした時に取るべき行動」や「ミスで落ち込んだ時の切り替え方」をご紹介します。
同じミスを繰り返さないための”再発防止対策”についてもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
仕事で取り返しのつかないミスをしたときにすべき行動
仕事で取り返しのつかないミスをしてしまった方のなかには、「これからどう対応すれば?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
それぞれ、紹介します。
①まずは上司に連絡をする
仕事で取り返しのつかないミスをしたときは、まずは上司に包み隠さず連絡しましょう。
上司があなたのミスを知らないと、新たな問題の発生を招く可能性があるので、きちんと連絡することをおすすめします。
ミスを隠すと思わぬ「二次災害」を引き起こしてしまうかも。
たとえば、連携している社員に迷惑がかかったり、取引先に損害が出たりする場合もあります。
ミスが周りに”飛び火”してしまうかもしれないので注意しましょう。
すぐに上司に連絡して事後処理をスムーズにできれば、「被害を最小限」に抑えることが可能です。
オイトマスタッフ
②迷惑をかけた相手に直接謝罪する
仕事で取り返しのつかないミスをしたときは、迷惑をかけた相手に謝罪しましょう。
どんな背景があったにせよ、被害を受けた相手はモヤモヤしています。
開口一番に「言い訳」や「開き直り」をすればモヤモヤを加速させ、今後の仕事にも悪影響がでかねません。
これからも気分を良く仕事をしたい方は、あれこれ言わず、素直に謝罪しましょう。
オイトマスタッフ
③対処法・フォローできることがないか考える
仕事で取り返しのつかないミスをしたときは、フォローできることがないか考えてみましょう。
良いアイデアを思いついて「解決策を提示」できれば、そのおかげで事態が収まるかもしれません。
もちろん、上司からの指示があればそれに従うのがベストです。
オイトマスタッフ
仕事のミスを隠蔽し続けると後で大事になるので注意!
Aさん
仕事でミスをしてしまった方のなかには、「これくらい隠蔽しても大丈夫なのでは?」と気軽に考えている方もいるかもしれません。
結論、大問題につながる可能性があるのでミスの隠蔽はやめましょう。
たとえば、以下のようなケースが考えられます。
- 書類紛失の隠蔽→「契約破棄」「機密漏えい」
- 発注数ミスの隠蔽→「数百万、数千万単位の損害」
- 取引先を激怒させたことの隠蔽→「大きな仕事を失う」
ミスを上司に報告すれば、早期解決に導いてくれるかもしれません。
気づかないうちに会社に大損害を与えてしまわないためにも、ミスの隠蔽は避けましょう。
オイトマスタッフ
取り返しのつかないミスで落ち込んだ時の切り替え方について
仕事で取り返しのつかないミスをしてしまった方のなかには、「落ち込みすぎて立ち直れない…」という方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
それぞれ、紹介します。
①ミスの原因を客観的に考える
ミスで落ち込んだ時の切り替え方の1つに、客観的な原因調査があります。
ミスの原因がハッキリとわかれば、「ココを気をつければ大丈夫だ!」と立ち直れるかもしれません。
落ち込んでしまった時は、”根本原因”を突き止めましょう。
原因について考えるポイントは以下です。
- なぜミスにつながったのか?
- どこで歯車が狂ったのか?
- どういう体制(システム)があれば解決できるのか?
主観的に考えすぎると的外れになってしまうので、「周りからどう見えていたか?」と客観的な目線で原因を追求するのがおすすめです。
オイトマスタッフ
②頼れる人に相談にのってもらう
ミスで落ち込んだ時の切り替え方の1つに、頼れる人への相談があります。
1人でふさぎ込んでしまうと、なかなかその状況から脱出できないものです。
第三者からの言葉をもらえばポジティブになれるかもしれないので、信頼できる人に相談してみましょう。
ミスをしてしまった自分を肯定するのは難しいので、他者に励ましてもらうことは大切です。
賢い先輩からのアドバイスであれば、気分を上げるための”意外なアイデア”がもらえるかもしれません。
オイトマスタッフ
③プライべートを充実させてリフレッシュ
ミスで落ち込んだ時の切り替え方の1つに、プライベートでのリフレッシュがあります。
「カラオケでストレス発散」「ショッピングで爆買い」「2連続で映画鑑賞」など方法はいくらでもあるでしょう。
それこそ、自分を励ますために”ちょっと高級なディナー”を食べに行くのもいいかもしれません。
仕事で落ち込みすぎている場合、あなたがリフレッシュしやすい方法で気分を上げてみてください。
オイトマスタッフ
④眠れない場合には医師に相談する
ミスで落ち込んだ時の切り替え方の1つに、医師に早めの相談があります。
医師に相談すれば、これから来るかもしれない”精神病を回避”できるかもしれません。
ストレスからくる精神病として「うつ病」「強迫性障害」などがあります。
落ち込んだ状態から復活できない方は、重度の精神病になる前に医師に相談してみましょう。
オイトマスタッフ
⑤ミスを取り返すくらい努力して結果を残す
ミスで落ち込んだ時の切り替え方の1つに、努力による挽回があります。
一度大きなミスをしてしまっても、次の仕事で取り返せばノープロブレムです。
あれから成長したな!と上司から見直してもらえるかもしれません。
自分でも「あの時のミスのおかげで成長できた」と思うことができれば”スランプ脱却成功”です。
周りからの信頼を取り戻したい方は、これからの努力で挽回してみましょう。
オイトマスタッフ
取り返しのつかないミスをしないための再発防止対策について
仕事で取り返しのつかないミスをしてしまった方のなかには、「ミスをしないためにはどうしたら?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
それぞれ、紹介します。
①ミスの原因を元に業務や体制を見直す
ミスをしないための再発防止対策の1つに、業務体制の見直しがあります。
どんな体制にしたらミスが起きないか?を考えてみましょう。
たとえば、業務体制の見直しの例として「ルーティン業務のマニュアル化」「チェックリストの作成」などがあります。
ミスが発生しづらいマニュアルやチェック体制を整えることができればGOODです。
意識を強く持つだけでは限界があるので、システム改善を実行してみてください。
オイトマスタッフ
②優先順位・重要事項を整理する
ミスをしないための再発防止対策の1つに、優先順位・重要事項の整理があります。
重要度の低い仕事から手をつけるのは、非効率でミスも発生しやすいです。
取引先や周りの社員とうまく連携するためにも、優先順位を整理して仕事を遂行しましょう。
忘れないように「PCのメモ機能」や「付せん」を駆使するのがおすすめです。
オイトマスタッフ
③ダブルチェック・情報共有を徹底する
ミスをしないための再発防止対策の1つに、情報共有の徹底があります。
ミスの原因である「チェック漏れ」を回避するためには”ダブルチェック”が有効です。
1人でミスを100%回避するのは難しいので、別の担当者がもう一度チェックする体制を整えましょう。
大金を扱うような絶対にミスをしてはいけない繊細な業務ほど、ダブルチェックが大切です。
オイトマスタッフ
取り返しのつかないミスとはどんな失敗なのか
仕事で取り返しのつかないミスをしてしまった方のなかには、「どんな致命的なミスがあるか知っておきたい!」という方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
それぞれ、紹介します。
①損失が大きすぎるミス
取り返しのつかない失敗の1つに、損失が大きすぎるミスがあります。
会社の規模によっては、「数十万円」「数百万円」といった莫大な損失につながるミスをしてしまうこともあるでしょう。
金額が金額なので、ミスした本人への”精神的ダメージ”も大きいです。
「発注数の桁の間違い」や「取引先を激怒させ契約破棄」などの失態があった場合、その損失額の大きさに震えてしまうかもしれません。
取り扱う金額が大きい業務は、どんなに慣れたとしてもミスしないよう気をつけたいものです。
オイトマスタッフ
②時間を多く失ってしまったミス
取り返しのつかない失敗の1つに、時間ロスにつながるミスがあります。
金額的な損失はなくとも、時間ロスにつながるミスは痛いものです。
たとえば、”上流工程”のミス。
「設計段階におけるミス」にあとから気づいた場合、その後の業務がすべて無駄になってしまいます。
上の立場であるほどミスに伴う時間ロスが大きくなるので、注意しましょう。
オイトマスタッフ
③周囲からの信頼を失ってしまうミス
取り返しのつかない失敗の1つに、信頼を失うミスがあります。
周囲からの信頼を失った場合、昇進しないどころか、会社に居づらく可能性もあるので注意しましょう。
たとえば、信頼を失うミスには以下のようなものがあります。
- 遅刻や無断欠勤をする
- 言葉遣いを修正できない
- 納期を守れない・目標を達成できない
「有言実行できない」「不誠実な行動をとりつづける」といった状態は信頼を目減りさせます。
信頼がないと、周囲から役立たずの”ゴミ人間”扱いされるかもしれません。
職場で気持ちよく仕事生活を送りたい方は、信頼を減らす行動を取らないように気をつけましょう。
オイトマスタッフ
仕事で大失敗をしてクビになることはある?
Bさん
仕事でミスをしてしまった方のなかには、「これでクビになったらどうしよう…」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
結論、ミスをしただけでクビになることはありません。
なぜならミスで社員をクビにした場合、法律違反になる可能性があるからです。
労働契約法第16条には、以下のような記載があります。
解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。
引用:労働契約法第16条
つまり、解雇するには社会通念上相当である必要があります。
「ミスが多い」「遅刻が多い」などの理由では会社側の教育不足とも捉えられるため、それで解雇するのは難しいでしょう。
ミスをしてしまった場合、クビの心配はせず、アフターフォローをすることに全力を注いでください。
仕事で大失敗をしてしまったエピソード2選
仕事でミスをしてしまった方のなかには、「ほかの人はどういう気持ちなんだろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
それぞれ、紹介します。
エピソード①仕事でミスをして億単位の大損害になった
25歳の会社員で現在、5年目になります。
事務作業を担当しているのですが、計算書の数字にミスがあり、1億円相当の損失を出してしまいました。
数字のズレは数千円程度なのですが、台数が多いため億単位のミスです。
上司にはすぐ連絡し、先方にはメールにて謝罪をしました。
金額が金額なので、その日の夜はまったく眠れませんでした。
地獄にいるような気分だったので、もう二度とこんなミスはしたくないです。
エピソード②機密情報をしゃべってしまった
大手メーカーに勤務している30代の女性会社員です。
当時、まだ未発表だった製品について何も知らずにSNSで紹介してしまい、上司から「何をやっているんだ」と激怒されました。
損害となった金額は数千万円規模で、後悔どころの話ではなかったです。
すぐにクライアントに謝罪しに行きました。幸いなことに怒っておらず、冷静な対応をしてもらえました。
事態が収まるまではずっと首を絞められたような気分で、本当に最悪でした。
それ以降は、迂闊に自社のことをネット上で語らないように気をつけています。
【まとめ】仕事で取り返しのつかないミスをしてしまった時に取るべき対処法を徹底解説!
いかがでしたか?
仕事で取り返しのつかないミスをしてしまった方のために「ミスをした時に取るべき行動」や「ミスで落ち込んだ時の切り替え方」をご紹介しました。
それでは今回のまとめです。
正直、ミスの損害が大きすぎて「生きた心地がしない…」という方も多いでしょう。
ですが大丈夫です。これから挽回できます。
「失敗を挽回できるほどの結果を出す」もしくは「長期間ミスをしないようにする」ことで周りの信頼を取り戻せるはずです。
どうしても切り替えられない方は、一旦仕事のことは忘れてプライベートに意識を向けてみましょう。
休日に思う存分遊べば、気分をリセットできるかもしれません。