看護師で退職すると言いにくい方へ!対処方法と言わなくても辞められる裏技を紹介

看護師で退職すると言いにくい方へ!対処方法と言わなくても辞められる裏技を紹介

退職希望のAさん

看護師を辞めたい。でも言い出しにくい

退職希望のBさん

退職を自分で言わないいい方法はないかな

看護師はやりがいがある反面、責任が重く精神的なプレッシャーの大きい仕事です。そのうえ人材不足のため、辞めたくても「退職を言い出しにくい」とお悩みの方も多いでしょう。

今回は看護師で退職を言い出しにくい人に向けて、「言い出しにくい」を緩和する方法をご紹介していきます。

自分で辞めることを言わなくても簡単に退職できる裏技もお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

看護師で退職すると言いにくいことへの対処法は?
  • 退職前に転職先を決めておくと退職しやすくなる!
  • 直接言うのが難しいときはメールや電話で伝えてもOK
  • 退職代行の利用すれば、自分で退職を伝えなくても退職できる
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目次

看護師をしていて退職すると言いにくい場合の対処方法

看護師をしていて退職すると言いにくい場合の対処方法

看護師は、命を預かる現場で働く大変責任の重たい仕事です。また責任だけでなく、医師や上司、患者さんなど関わる人が多いため人間関係も複雑です。

そのため「退職したい」と思っても一筋縄でいかないことも多く、退職が言い出しにくいときもあるでしょう。看護師が、退職を言い出しにくい場合の対処法は5つあります。

看護師をしていて退職すると言いにくい場合の対処方法
  • 転職先から内定を貰っておく
  • 代わりに友達を紹介して人手不足を埋める
  • 新人看護師が入職するタイミングで辞める
  • 辞めてもどうにかなると割り切る
  • 直接伝えるのが気まずいなら電話やメールでもOK
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看護師をしていて退職すると言いにくい場合

ご自身に合った対処法を使えば、退職が言い出しにくい気持ちを緩和することができるはずです。

対処方法①転職先から内定を貰っておく

対処法の中でも最も有効な方法は、転職先を先に決めておくことです。転職先を決めておくと会社を辞めた後もすぐに働くことができるので、安定した収入が保障されます。

また転職活動をすると、今の職場以外の労働条件や職場環境などを見ることができます。転職先に今より条件のいい職場が決まっていれば、病院を辞めることに迷いがなくなりますよね。

さらに転職先から内定をもらっておけば、今の職場に「転職先が決まっているので」とはっきりと言うことができます。

転職先が決まっているのであれば辞めるしかないので、職場の上司も強く引き止めることはしないでしょう。

対処方法②代わりに友達を紹介して人手不足を埋める

自分の代わりに働いてくれる友達を紹介すれば、職場を辞めやすくなります。当然ですが人が辞めると、その分他の人達が業務の穴埋めをしなくてはいけません。

看護師はただでさえ忙しい仕事なので、誰かが辞めることによる穴は大変大きくなります。しかも近頃看護師は深刻な人材不足で、求人をかけてもなかなか人員補充が難しいです。

厚生労働省の2019年の発表によると、看護師は2025年に約188~202万人必要とされています。しかしこのままの状態だと、看護師の数は約6~27万人程度不足するようです。

次に働いてくれる人が決まっていれば、職場も安心してあなたを送り出すことができます。また実際に働いている人からの紹介なので信頼でき、長い期間働いてくれることが期待できるでしょう。

対処方法③新人看護師が入職するタイミングで辞める

退職希望のAさん

辞めた後人手不足になって他の人に迷惑を掛けたくない。でも自分で代わりの人員を用意できない

退職希望のBさん

退職するときにあまり注目を集めたくない

このような人は、「人員補充されやすい時期」を狙って退職しましょう。病院の人員補充されやすい時期は「年度末」「人事異動の時期」「年末」です。

特に年度末前後は、新人看護師の入職や人事異動で人の入れ替わりが激しい時期になります。そのどさくさに紛れて退職を申し出れば、すんなりと職場を辞めることができるはずです。

またたくさんの人が他の科に異動になったり系列病院への転勤になったりするので、退職しても大きな注目を集めることはないでしょう。

対処方法④辞めてもどうにかなると割り切る

退職が言いにくい人の中には「辞めた後が心配」という人もいるでしょう。確かに仕事を辞めてしまうと、病院という組織から守ってもらえなくなりますし、安定した収入が入らなくなります。

しかし退職すれば、失業保険を受け取ることができます。また健康保険にも加入できるので、病気やケガをしたときに高額な治療費を払う必要はありません。

もし保険料の納付が困難な場合は一時的に猶予申請を行うことも可能です。仕事を辞めた後のことをあれこれ心配しなくても、意外と何とかなります。

また退職が決まって、周囲から嫌がらせを受けたり冷たい態度を取られたりすることも当たり前だと割り切ってください。そんな仕打ちを受けるのも「退職日まで」です。

つまらない嫌がらせにいちいち落ち込まずに、退職後どうしていくのかを前向きに考えるようにしましょう。

対処方法⑤直接伝えるのが気まずいなら電話やメールでもOK

退職を伝えるときは「直属の上司に直接伝える」のが基本的なマナーです。しかし意地悪な上司や怖い上司に面と向かって「辞めます!」なんて言いづらいですよね。

直接伝えるのはマナーではありますが、法律で定められているわけではありません。法律上では「退職を伝える手段」は決められていないので、電話やメールなどで伝えるのもOKです。

電話やメールなら上司と直接顔を合わさないので、退職を伝える精神的ストレスが軽減されるでしょう。

退職希望のAさん

さすがに第三者に伝えてもらうのはまずいですか?

退職代行オイトマスタッフオイトマスタッフ

第三者でも違法ではありません。退職代行に伝えてもらうのもアリですよ

退職代行も、合法的な退職を伝える手段です。「どうしても自分で退職を伝えられない」というときは、ぜひ利用を検討してみてください。

電話やメールで辞めると言う場合、退職届は郵送する

退職の意志を伝えたら、退職届の提出をしなくてはいけません。かといって電話やメールで退職を伝えた場合、退職届の提出のためだけにわざわざ出社するのは面倒です。

電話やメールで退職を伝えたときの退職届は郵送で送りましょう。ただし悪質な病院の場合、嫌がらせで「退職届など受け取ってない」言われてしまう可能性があります。

退職届を送るときは普通郵便ではなく、以下の方法が有効です。

  • 一般書留…荷物を出した郵便局、出した時間、荷物が到着した郵便局、着いた時間、どの郵便局を経由したか、を記録してくれる
  • 内容証明郵便…いつ、誰が、誰に、どういう内容の、郵便を送ったかを郵便局が証明してくれる

どちらの方法も病院が受け取った時間まで追跡できるので、「受け取っていない」なんて嘘は通用しません。

看護師が退職をすると自分で言う際におすすめな退職理由

看護師が退職をすると自分で言う際におすすめな退職理由

退職理由は人によって様々ですが、病院側が納得してくれやすい退職理由には、パターンがあります。

病院が退職を納得してくれやすい退職理由
  • 家庭の事情や健康に関する個人的な理由
  • キャリアアップなどポジティブな理由

できれば退職理由は嘘をつかないことが望ましいですが、「拘束時間が長い」「人間関係が辛い」などのネガティブな理由の人も多いはずです。

そのようなときはポジティブに言い換えるようにしてください。

例えば、拘束時間が長くて辞めたいのなら「祖母の介護を家族と交代ですることになり、時間の調整がしやすい仕事をしたい」と伝えれば、病院も受け入れてくれやすいでしょう。

また人間関係が辛いのなら「今の経験を活かして、自らの判断がより重要視される環境で働きたい」と伝えると、納得してもらいやすいです。

看護師が退職をすると自分で言って辞めるまでの流れ

看護師が退職をすると自分で言う際におすすめな退職理由

看護師が退職をするまでは、いったいどのような流れになるのでしょうか。一般的な流れをご紹介します。

STEP.1
事前準備
退職に関係のある就業規則を確認します。法律上退職は14日前に伝えればOKですが、病院によって独自のルールがあります。ルールに則って退職を伝えるようにしましょう。
STEP.2
退職の意志を伝える
直属の上司に直接退職の意志を伝えます。突然伝えるのではなく「お時間いただけますか?」とあらかじめアポを取り、相手の都合を配慮するようにしましょう。
STEP.3
退職日の決定
退職希望日を伝えるのは問題ありませんが、病院の都合も可能な範囲受け入れるようにしましょう。
STEP.4
退職届の提出
退職日が決定したら、退職届を直属の上司に提出しましょう。職場によっては独自のフォーマットが用意されている場合もあるので、就業規則や上司に確認してみましょう。
STEP.5
業務の引き継ぎ
あなたが退職した後も働き続けるスタッフのために、引き継ぎを行います。念入りに引き継ぎをしておけば、退職してから病院から連絡がくることも防げます。
STEP.6
荷物の整理
私物や貸与物の整理をし、退職日にはロッカーやデスクなどに何も残らないようにしましょう。
STEP.7
退職
退職日を迎えて晴れて退職です。お世話になった人達に挨拶をしてから、去るようにしてください。

退職すると言わなくても病院を辞められる裏技をご紹介

退職すると言わなくても病院を辞められる裏技をご紹介

看護師が退職するときには、必ず退職の意志を伝えなくてはいけません。退職を伝えずに急に職場に行かなくなると、「無断欠勤」と判断されてしまいます。

無断欠勤は病院に限らず一般的な企業でも「懲戒」の対象になるので、減給や懲戒解雇になるかもしれません。

退職希望のAさん

退職するって言えない限り、働き続けなくてはいけませんか?

退職希望のBさん

メールで退職を伝えて会社に来いっていわれたらどうしよう

「退職する」と言わずに病院を辞められる裏技はたった一つ、退職代行のみです。今からご紹介していきます。

退職代行に依頼すれば看護師長と話さずに病院を辞められる

退職希望のAさん

看護師長に退職を言うのが怖い

退職希望のBさん

引き止められたときにうまく断れるか不安

退職代行は、依頼者に代わって退職の意志を伝えるサービスです。退職代行に依頼すれば、看護師長など上司と直接話さずに退職することができます。

看護師が退職代行を利用するメリット
  1. 上司と話さずに退職できる
  2. 病院に行かずに退職できる
  3. 即日退職が可能
  4. 未払残業代や有給取得の交渉が可能
  5. 退職の書類が確実に受け取れる
  6. 退職届の提出は郵送でOK

奨学金の「お礼奉公中」で、退職できないと思っている方もいらっしゃるでしょう。しかし退職代行を利用すれば、病院から違約金や賠償金を請求されることなく安全に退職することが可能です。

また借りた奨学金そのものは消えませんが、無理なく分割で支払っていく相談をすることもできますので安心してください。

退職代行を利用して病院を退職する際の流れ

看護師が退職代行を利用して退職するまでの流れをご説明します。自力で退職するには多くの段階を踏み、1~2ヶ月の期間が必要です。

しかし退職代行ならば、たったの5STEP、最短即日で退職できます。

STEP.1
相談
まずは退職代行に相談します。「無料」「24時間365日対応」「LINEで相談できる」であればご自身の都合に合わせて相談可能です。サービス内容や料金体系などを具体的に聞くようにしましょう。
STEP.2
依頼・支払い
退職代行のサービスや料金に納得できたら、正式に依頼して料金を支払います。退職代行の料金は、基本的に前払い制です。退職が成功するかわからないのにお金を払うのが不安という方には、「全額返金保証」のある業者がおすすめです。
STEP.3
情報の共有・打ち合わせ
退職代行業者と病院の情報や自身の状況など、改めて情報の共有をします。有給取得や未払残業代といった病院と交渉して欲しいことも、ここで伝えておきましょう。
STEP.4
退職スタート
退職代行業者が病院に連絡をして、退職代行業務をスタートします。依頼者の方は、特にすることはありません。業者から「退職完了」の連絡がくるまでのんびり待ちましょう。
STEP.5
退職完了
退職代行業者から「退職完了」の連絡がきたら、退職届や貸与品を病院に郵送します。2週間ほどして病院から退職書類が届いたら、退職完了です。

看護師が退職すると言いにくい代表的な理由をご紹介

看護師が退職すると言いにくい代表的な理由をご紹介

労働者には「退職の自由」が認められています。つまり本来ならば退職を「言い出しにくい」と感じる必要はないのです。

ではなぜ退職で悩んでいる看護師は「言い出しにくい」と感じているのでしょうか?その代表的な5つの理由をご紹介します。

看護師が退職すると言いにくい代表的な理由
  • 病院を辞めた後の生活が不安だから
  • 看護師が院内で不足しており気まずい
  • 一度辞めたいと伝えたが引き止められたため
  • 看護師長から怒られるのが怖い
  • プリセプターをやっており責任感を感じている
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理由①病院を辞めた後の生活が不安だから

病院を辞めた後の転職先が見つかっていないと安定した収入が途絶えてしまい、生活が不安になります。もし辞めた後に転職先を探すと、焦って今より職場環境や労働条件が悪いところに転職してしまうかもしれません。

また転職に関してどこに相談したらいいかわからず、退職を言い出しにくいという声もあります。自分に向いていない仕事に転職するとまた嫌になって、退職を繰り返すことになるでしょう。

転職でお悩みの場合は、在職中でもハローワークで相談することができます。また近頃は看護師専門の転職エージェントもあるので、登録するのもいい手段です。

理由②看護師が院内で不足しており気まずい

看護師は、責任感が強く優しい気遣いのできる人が多いです。そのため「私が辞めたら他の人に迷惑が掛かる」「みんな頑張っているのに自分だけ辞めるのは申し訳ない」と考えて、退職を言い出しにくい人も多いです。

しかし薄情かもしれませんが、退職した後の病院の状況など気にする必要はありません。また反対に辞められた病院側も、いつまでも「辞めた看護師」を引きずることはないです。

なぜなら病院は忙しく日々の業務で手一杯なので、辞めた人のことを考えている暇なんてないからです。どうしても人出不足が気になるのなら、人員補充のされやすい時期を狙って退職しましょう。

理由③一度辞めたいと伝えたが引き止められたため

看護師長に退職の意志を伝えても、強い引き止めにあって退職できないという人もいらっしゃいます。看護師は医療業界全体で人手不足なので、仕事に慣れたスタッフを失うのは病院にとって非常に痛手になります。

そのため退職の相談をされると、上司が強く引き止めてくることも少なくありません。また新しい人員の募集や採用後の教育には非常にお金がかかります。

医療業界全体で看護師不足のため求人サイトへの掲載費などの出費がかさみ、経営が圧迫されている病院もあるようです。

理由④看護師長から怒られるのが怖い

退職することは悪いことではないです。しかし看護師長や他の先輩に「辞めます」と伝えると、「今辞めたってどこにも通用しないよ」「簡単に辞めるなんて言ってはダメ!あなたのため思って言っているのよ」など理不尽に怒られるかもしれません。

このように怒ってくる人の心には、必ず裏があります。

  • 辞められたら仕事の量が多くなる
  • これ以上夜勤が増えたらしんどい
  • 私が若い頃にはこんな簡単に辞めるなんて言えなかった

建前ではあなたのことを思って怒っているようなことを言っていますが、結局は自分のことしか考えていないのです。独りよがりな人のために、我慢して働き続けるのは馬鹿馬鹿しいですよね。

理由⑤プリセプターをやっており責任感を感じている

プリセプター制度を採用している病院に勤めている看護師の方も多いでしょう。プリセプターを途中で辞めてしまうと、それまでマンツーマンで指導してきたプリセプティを放り出してしまうことになります。

看護師は強い責任感を持った人が多いので「一度引き受けたのだから、最後までやり通さなければ無責任だ」と考え、退職が言い出しにくくなるのでしょう。

看護師で退職すると言いにくい方へ!まとめ

看護師で退職すると言いにくい方へ!まとめ

看護師で退職したいと言い出しくいときは「先に転職先を決める」「人員不足にならない配慮をする」「電話やメールで退職を伝える」などの対処法があります。

しかしどうしても自分で退職を伝える勇気が出ないときは、退職代行の利用を検討してください。

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